Amazonミュージックunlimitedを解約しようと思ってスマホアプリを開いたけど、どこを探しても解約のボタンやリンクが見つからない…という経験はありませんか?
私自身も以前、無料体験中に解約を試みた際、iPhoneのアプリ内をくまなく探してもメニューが見当たらず途方に暮れたことがあります。
実はこのAmazonミュージックunlimitedというサービスは、契約した経路(Web、アプリストア、携帯キャリアなど)によって手続きを行う場所が全く異なるという、非常に複雑な仕組みになっています。
もし今、解約手続きがうまくいかずに困っていたり、電話での問い合わせが必要なのかと不安に感じているなら、この記事が解決の糸口になるかもしれません。
さらに、解約するとダウンロードした曲はどうなるのか?無料期間中の解約で損はしないのか?といった疑問についても、実体験を交えて詳しく解説していきます。
【この記事でわかること】
- アプリからは解約手続きができないという「仕様」とWeb経由での確実な操作手順
- iPhone(Apple ID)やキャリア決済など、登録経路ごとに異なる正しい退会ルート
- 無料体験期間中に即解約しても、期間満了までサービスを使い倒せるか検証
- 解約手続き完了後に、手元のダウンロード楽曲やプレイリストがどう変化するか
失敗しない!Amazonミュージックunlimitedの解約手順
Amazon Music Unlimitedの解約において最も躓きやすいポイントは、登録したデバイスや決済方法によって「解約手続きを行う場所(入り口)」がバラバラに分散していることです。
ここでは多くのユーザーが迷子になってしまうポイントを整理し、それぞれの契約状況に合わせた最短の解約ルートについて解説します。
アプリで解約できない理由とWebへの誘導
まず最初に、最も重要な事実をお伝えします。Amazon Musicのスマートフォンアプリ(iOS/Android)からは、原則として解約手続きを行うことができません。
アプリ内の「設定」や「アカウント」メニューを開いても「会員登録のキャンセル」というような項目が見当たらないので、「解約できない!」と途方に暮れてしまう方が多いようですが、これはアプリの不具合ではありません。
実は、アプリストア(App StoreやGoogle Play)の手数料規定やプラットフォームの規約を回避するため、アカウント管理機能の多くがWebブラウザ側に外部化されているのです。
【解決策】迷わずWebブラウザからアクセスする
アプリ内でボタンやリンクを探すのは時間の無駄です。SafariやChromeなどのブラウザアプリを使って「Amazon公式サイト」にアクセスし、そこから手続きを行うのが基本かつ正規のルートです。
【基本ルート】Webブラウザからの解約ステップ
Amazonに直接クレジットカードなどを登録して契約している場合(標準的なケース)は、以下の手順で3分とかからずに完了します。
- SafariやChromeで「Amazon公式サイト」にアクセスし、ログインする。
- 画面上部やメニュー内の「アカウントサービス(アカウント&リスト)」を選択。
- 「お客様の会員資格と定期購読」という項目を探してタップ。
- リストの中からAmazon Music Unlimitedを見つけ、「定期購読をキャンセルする」を選択。
- 解約理由を聞かれるので適当な理由を選び、「キャンセルに進む」をタップ。
- ※ここが重要:引き止めの画面が出ますが、「キャンセルを続行」を押し、最後の「確認」ボタンを押すまで進めてください。
このWeb経由のルートさえ知っていれば、解約に関する悩みの8割は解決します。「アプリにはボタンがない」ということを、まずはしっかりと覚えておきましょう。
iPhoneの設定からサブスクを解除する操作
iPhoneやiPadを利用している方で、Amazon公式サイトの会員ページに行っても「iTunes経由で登録されています」と表示され、操作できないケースがあります。これは、契約の決済と管理がAmazonではなくApple側(Apple ID)で行われているためです。
この場合、Amazonのサポート窓口では解約操作ができません。必ずご自身のiPhoneの設定アプリから手続きを行う必要があります。
Apple ID決済の見分け方:毎月の利用明細に「Amazon」ではなく「Apple」や「iTunes」からの請求として記載されている場合は、このパターンに該当します。
Apple ID(App Store)経由の解約手順
- iPhoneのホーム画面からグレーの「設定」アプリを開く。
- 一番上にある「自分の名前(Apple IDアイコン)」をタップ。
- メニューの中から「サブスクリプション」を選択。
- 購読中リストから「Amazon Music Unlimited」を選択。
- 画面下部の「サブスクリプションをキャンセルする」をタップ。
正常にキャンセル処理が完了すると、赤い文字の「キャンセルする」というボタンが消え、「○年○月○日に終了予定」というグレーの文字表示に切り替わります。この表示の変化こそが、解約手続きが正しく受理された証拠となります。
電話で問い合わせて解約することは可能か
Web上の操作に不慣れな場合やエラーが出て進めない場合、「電話でオペレーターに話して解約してもらいたい」と考える方もいるでしょう。結論から言うと、カスタマーサービスに電話でリクエストを行い、解約手続きを代行してもらうことは物理的には可能ですが、推奨はできません。
その理由は、Web手続きなら1分で終わる内容に対し、電話は非常に時間がかかるからです。特に混雑する時間帯では、オペレーターに繋がるまで長時間待たされることも珍しくありません。
電話よりも確実な「チャット」の活用
もし、ログインパスワードを忘れた等の理由でどうしても人の手を借りたい場合は、Amazonヘルプページにある「24時間対応チャットボット」の利用をおすすめします。
チャットであれば待ち時間が少なく、履歴も文字として残るため安心です。AIボットで解決しない場合は、そのまま人間の担当者にチャットを切り替えてもらうことも可能です。
無料体験中に解約しても期間内は使えるか?
「30日間無料」や「3ヶ月無料」といったお得なキャンペーンで登録した際、最も気になるのが解約のタイミングです。「解約ボタンを押した瞬間、まだ残っている無料期間が消滅してしまうのではないか?」という不安から、更新日ギリギリまで解約を先延ばしにする方もいますが、その心配は無用です。
Amazon Music Unlimitedは、無料体験期間の途中で解約手続きを行っても、当初約束された期間満了日まではそのままフル機能を利用し続けることができます。
「即解約」が最も賢い選択
「更新日に解約するのを忘れそうで怖い」という方は、登録したその日のうちに解約手続き(自動更新の停止)を済ませておくのがベストです。これにより実質的な解約予約状態となり、うっかり課金されるリスクをゼロにして無料期間を最後まで楽しめます。
ただし、手続きの最後の画面で「即時終了します」といった特殊な警告が出ないかだけは確認してください。(通常のAmazon Music Unlimitedでは期間満了まで維持されますが、システム変更の可能性もゼロではありません)
auなどキャリア決済利用時の解除方法
日本国内特有の事情として、au、SoftBank、Docomoなどの携帯キャリア決済を利用したバンドル契約が存在します。特に「auかんたん決済」や「ソフトバンクまとめて支払い」経由で登録している場合、入り口がAmazonなのかキャリアなのかで混乱するケースも少なくありません。
| キャリア | 主な解約場所 | 重要な注意点 |
|---|---|---|
| au / UQ mobile | Amazon公式サイト | 無料期間中の解約は、更新日の24時間前までに完了させないと翌月分が発生する場合があります。 |
| SoftBank / Y!mobile | Amazon公式サイト または My SoftBank | 基本はAmazon側ですが、「My SoftBank」等のキャリア側アプリでオプション解除操作が必要なケースもあります。 |
| Docomo | Amazon公式サイト | d払いと連携している場合も、サブスクリプション管理の主導権はAmazon公式サイト側にあります。 |
基本的には、どのキャリア決済であってもAmazon公式サイトの「メンバーシップおよび購読」ページを確認するのが正解です。
ただし、キャリア独自の「6ヶ月無料キャンペーン」などを適用している場合、更新日の判定が厳格(前日の解約では間に合わない等)なことがあるため、余裕を持って数日早めに手続きすることをおすすめします。
ファミリープランからの退会と注意点
月額料金がお得なファミリープランを利用している場合、「解約」の意味合いがアカウントの立場によって大きく異なります。「自分が親(管理者)なのか、招待された子(メンバー)なのか」を必ず確認してください。
親アカウント(管理者)が解約する場合
管理者が解約手続きを行うと、登録されている家族メンバー全員(最大6名)のUnlimitedアクセス権が期間終了と同時に一斉に失われます。 特に、家族それぞれが作成したプレイリストが聴けなくなったり音質が低下したりするため、事前の通達なしに解約すると家庭内トラブルの元になりかねません。
子アカウント(メンバー)の場合
招待されたメンバー側のアカウントからは、プラン自体の契約を解約することはできません。行えるのは「ファミリープランからの脱退(独立)」のみです。 Amazon Musicの設定画面から「家族から削除」や「退会」を選択することで、自分だけがプランから抜け、個人の無料会員に戻ることができます。
Amazonミュージックunlimitedの解約後について
解約手続きが完了し有効期限が過ぎると、あなたのアカウントステータスは「Amazon Music Free」(プライム会員でない場合)または「Amazon Music Prime」(プライム会員の場合)へ自動的に移行します。
ここでは多くのユーザーが最も懸念する「集めた曲やプレイリストはどうなるのか?」というデジタル資産の行方について詳しく解説します。
解約後もダウンロードした曲は聞けるのか
結論からお伝えすると、残念ながら解約して有効期限が切れた瞬間から、端末にダウンロード保存していた楽曲は一切聴けなくなります。
Amazon Music Unlimitedでダウンロードしたデータは、一般的なMP3ファイルとは異なり、契約期間中のみ再生が許可される強力な「DRM(デジタル著作権管理)」で保護されています。
解約によってサーバーとの認証が通らなくなると、データ自体はスマホの容量を食ったまま残っていても、再生しようとするとエラーが出たり、スキップされたりするようになります。
オフライン再生も不可に
通勤・通学の通信量節約のために保存していた曲も、オフラインモードでは再生不可となります。再度音楽を聴くにはインターネット接続が必須となり、機能制限付きのストリーミング再生を利用することになります。
作成したプレイリストの再生と保存について
「何時間もかけて作ったプレイリストが消えてしまうのはもったいない」という声もよく聞きますが、この点については安心してください。プレイリストの「リスト情報(曲目リスト)」そのものはアカウントから削除されません。
しかし、リストの中身に対するアクセス権が以下のように激変します。(いわゆる「グレーアウト現象」です)
- 曲の表示:Unlimitedプラン専用の楽曲は文字が薄くなり(グレーアウト)、タップしてもその曲を直接再生できなくなります。
- 再生方式:好きな曲を選んで聴く「オンデマンド再生」ができなくなり、似た曲がランダムに流れる「シャッフル再生」に強制的に切り替わります。
- 広告の介入:プライム会員でない場合、数曲ごとにスキップできない音声広告が流れるようになります。
つまり、お気に入りの曲を集めたリストという「器」は残りますが、以前のように自由に指名して聴くことはできなくなるというのが正確なところです。
なお、将来的にAmazonミュージックunlimitedに再契約すれば、グレーアウトしていた曲も即座に復活し、元通り聴けるようになります。
更新後の返金や日割り計算はあるのか
Amazon Music Unlimitedは、基本的に「前払い制(サブスクリプション)」を採用しています。月の途中で解約しても、残りの日数分を日割り計算して返金してくれる制度はありません。
例えば、更新日が毎月1日で、2日に解約手続きをした場合でも、1ヶ月分の料金は満額請求され、その代わり月末まではサービスを利用できるという仕組みです。「早く解約したからといってお金が戻ってくるわけではない」という点は覚えておきましょう。
例外的な「更新直後」の返金措置
公式には明記されていませんが、例外的な救済措置が存在するケースがあります。「自動更新を切り忘れて課金されてしまったが、更新日以降、一度も音楽を再生していない」という状況に限っては、カスタマーサポートへ直接交渉(チャットや電話)することで、返金が認められる場合があります。
あくまでも特例対応
これはシステムによる自動返金ではなく、担当者が利用履歴を確認した上で行う個別対応です。必ず返金されるとは限りませんが、全く使っていないのであれば、諦めずに相談してみる価値は十分にあるでしょう。(出典:Amazon.co.jp ヘルプ「Amazon Music Unlimitedの会員登録のキャンセル」)
解約時に表示される引き止め案の活用
Webサイトから解約手続きを進めていくと、確認画面の途中で「解約する代わりに、こんなプランはどうですか?」という提案が表示されることがあります。これはマーケティング用語で「リテンションオファー(引き止め提案)」と呼ばれるものです。
ユーザーの利用状況によっては、以下のような魅力的なオファーが出現することがあります。
- 特別価格の提示:「今後3ヶ月間、月額99円で継続しませんか?」といった、通常料金よりも大幅に安いプランへの変更提案。
- ポイント付与:契約を継続することを条件に、Amazonポイントをプレゼントするキャンペーン。
- 一時休止(Pause):解約ではなく、データを保持したまま支払いを一時的に止めるオプション。
もしあなたが解約を考えている理由が「月額料金が高い」ことだけにあるなら、このオファーが表示された時点で再検討してみるのもありでしょう。解約ボタンを押すフリをして、なにかしらの魅力的なオファーが来ているか確認するだけでも損はありません。
Amazonミュージックunlimitedの解約方法について総括
Amazon Music Unlimitedの解約について、複雑な手順から解約後のデータの変化まで詳しく解説してきました。最後にあらためて重要なポイントをまとめます。
まず、解約手続きはアプリからではなく、必ずWebブラウザから公式サイトにアクセスして行うこと。そして無料体験期間中の解約であっても即座に使えなくなるわけではなく、期間満了まではそのまま使い倒せるという点です。
また、解約後もプレイリスト自体は消滅しませんが、シャッフル再生のみになるなど、使い勝手は大きく変わります。
音楽サブスクリプションの良いところは、自分のライフスタイルや経済状況に合わせて気軽に「停止(解約)」し、また聴きたくなったらすぐに「再開」できる柔軟性にあります。この記事を参考に、ぜひご自身の都合に合った賢い方法でサービスを利用してみてください^^
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