アマプラでエンディングを飛ばさない！自動再生オフ設定について解説

アマプラ（Amazonプライム・ビデオ）で映画やドラマの余韻に浸っていたら、いきなりエンディングが飛ばされて次のエピソードが始まってしまった…

今、この記事を読んでいるあなたは、もしかしたらそんな経験があるかもしれませんね。

私自身も感動のラストシーンの直後に「次に再生 (Next Up)」の通知が画面を覆ったり、大事なCパート（おまけ映像）が始まる前に突然画面が切り替わったりして、がっかりしたことが何度もあります。

この問題、多くの方が「オフにできないのはバグ？」「設定項目が見つからない」と悩んでしまうようですが、実はアマプラの「自動再生」という機能が原因なんです。

この自動再生に関する設定方法さえ知ってしまえば、スマホ（iPhoneやAndroid）でも、PC（ブラウザ）でも、テレビ（Fire TV Stickなど）でも、しっかりエンディングまで見届けることができるので安心してください＾＾

この記事では、迷惑な自動スキップを確実に止めるための、デバイスごとの具体的な設定手順を注意点や「罠」も含めて徹底的に解説していきます！

アマプラでエンディングを飛ばさないための基礎知識

まずは、「なぜエンディングが飛んでしまうのか？」という問題についての根本的な原因と、その解決策の全体像をしっかり押さえておきましょう。ここを理解しておくだけで、設定変更の「なぜ？」が分かり、トラブルなくスムーズに進められますよ。

途中で終わる現象の正体

映画やドラマのエンディングロールが流れ始めた途端、画面が暗転して次の話が始まってしまう…。あの「途中で終わる」現象、本当にがっかりしますよね（苦笑）

特に、最近の映画（例えばマーベル作品など）やアニメでは、スタッフロールの途中や最後に重要な「Cパート」と呼ばれるおまけ映像が挿入されることが普通になっており、「そこが見たかったのに！」と悔しい思いをした方も少なくないはずです。

しかし、この現象は不具合やバグではありません。これはAmazonプライム・ビデオに標準で搭載されている「次のエピソードへ自動で切り替える」機能が作動している、れっきとした「仕様」なんです。

ドラマを「イッキ見」している時などは、リモコン操作なしで次々に再生してくれるので便利な機能ではありますが、作品の余韻を楽しみたいタイミングでは、ちょっとおせっかいに感じてしまう機能かもしれません。

原因は自動再生機能

エンディングがスキップされる直接的な原因は、「自動再生（オートプレイ）」という名前の機能です。

この機能がデフォルト（初期設定）で「オン」になっているため、エンディングロールが始まるとアマプラ側が「このエピソードは実質終わったな」と判断し、即座に次のコンテンツ（次のエピソードや関連作品）に移ろうとしてしまうんです。

ここで一番ややこしいのが「用語のミスマッチ」です。

解決策は「設定」の変更

原因が「自動再生」機能だとわかれば、解決策は非常にシンプルです。

この自動再生機能を「オフ」にする。たったこれだけで、エンディングが勝手に飛ばされることはなくなり、Cパートやスタッフロールの最後まで、しっかりと作品を楽しむことができます。

ただし、この「自動再生」の設定場所が、視聴しているデバイス（PC、スマホ、Fire TVなど）によって異なったり、複数の設定が絡み合っていたりするのが、この問題の厄介なところです。

次のセクションからは、その具体的な設定方法をデバイス別に解説していきます。

オープニングをスキップしたい場合

今回は「エンディングを飛ばさない」方法がテーマですが、逆のパターン、「オープニングをスキップしたい」という方も多いかなと思います。

アマプラには、ドラマのオープニングや「前回のあらすじ」が始まると、画面の右下あたりに「スキップ」ボタン（または「イントロをスキップ」）が自動で表示されますよね。

これは「自動再生」とは全く別の機能で、視聴者がその都度「押す」ことで作動する手動の機能です。毎回自動でオープニングを飛ばしてくれる機能は、残念ながら（少なくとも標準では）搭載されていないようです。

ですので、「オープニングは手動の『スキップ』ボタンで飛ばし」「エンディングは『自動再生オフ』設定で飛ばさない」というのが、アマプラを快適に視聴するための基本スタイルになりそうですね。

スキップしたい時の手動操作

「自動再生」をオフにすると、もちろん次のエピソードは自動で始まりません。エンディングが完全に終わると、再生が停止するか、作品の詳細ページに戻ったりします。

もし、エンディングを見終わって「次の話に早く進みたい！」と思った時は、手動で操作すればOKです。

例えば、Fire TV Stickのリモコンなら、エンディング中に「早送り」ボタンを押したり、再生が終了した後に「次のエピソード」のボタンを選択したりできます。スマホアプリの場合も、画面をタップすればシークバー（再生位置のバー）や「次のエピソード」へのボタンが表示されます。

「自動再生オフ」は、あくまで「勝手に飛ばされるのを防ぐ」ための設定。「いつ次に進むか」という視聴のコントロールをアマプラ任せにせず、自分自身に取り戻す設定だと考えると分かりやすいかもしれませんね。

【機器別】アマプラでエンディングを飛ばさない設定手順

さて、ここからが本題です。「自動再生」をオフにする具体的な手順を、皆さんが使っているデバイス別に解説していきます。ここが一番重要で、かつ、一番間違えやすいポイントです。

特に、アマプラの設定には「アカウント全体の基本設定」と「アプリごとの個別設定」という二重構造が存在するようで、これがトラブルの原因になりがちです。ご自身の環境に合わせて必要な設定をしっかり確認しましょう！

PCブラウザでの設定

まずは、パソコン（WindowsやMac）のWebブラウザ（Chrome、Safari、Edgeなど）でアマプラを見ている場合の設定です。

結論から言うと、このPCブラウザでの設定が全デバイスの中で最も重要です。

なぜなら、Fire TV Stickやゲーム機など、デバイス側で細かい設定ができない機器の多くは、このPCブラウザ（アカウント全体）の設定を参照している可能性が極めて高いからです。

「設定が保存されました」といった緑色のメッセージが画面上部に出れば完了です。これで、少なくともPCブラウザで見ている時、そして多くの場合、Fire TVやゲーム機で見ている時も、エンディングが飛ばされなくなります。

スマホでの変更方法

次に、iPhoneやAndroidスマートフォンの「Prime Video」アプリで見ている場合の手順です。

スマホアプリは、先ほどのPCブラウザ設定（アカウント全体設定）とは別に、アプリ固有の自動再生設定を持っていることが多いです。

「PCでオフにしたのに、スマホだとエンディングが飛ぶ！」という場合は、ほぼ100％ここが原因です。

これでスマホアプリ側の設定も完了です。iOS (iPhone) と Android で、メニューの文言や階層が微妙に異なる場合がありますが、必ず「設定」の中に「自動再生」に相当する項目があるはずです。

Prime Video アプリの注意点

ここで一度、アマプラの自動再生設定における、最も重要な注意点をまとめておきます。

それは、先ほど解説した「PCブラウザの設定」と「スマホアプリの設定」が、必ずしも連動していない（別々に管理されている）可能性が高いということです。

ファイヤースティックの罠

テレビでアマプラを見るためにFire TV Stick（ファイヤースティック）を使っている方も非常に多いと思いますが、このFire TV Stickの設定こそが、一番の「罠」というか、ユーザーを混乱させる最大のポイントなんです。

多くの方が、Fire TV Stick本体のリモコンで「設定」メニューを開き、自動再生をオフにしようとします。確かに、[設定] → [環境設定] → [おすすめコンテンツ]と進むと、「自動再生」という項目（「ビデオの自動再生」など）があります。

しかしこれは「エンディングスキップ」とは全く無関係の設定です。

Fire TV Stickの設定はどこ？

では、Fire TV Stickでのエンディングスキップを止めるにはどうすればいいか？

答えは、「Fire TV Stick本体には、その設定項目が（ほぼ）無い」です。

Fire TV StickやFire TV Cubeは、アプリ内に「自動再生オフ」の明確な設定項目を持たない場合が多く、「アカウント全体設定（＝セクション『PCブラウザでの設定』）」を参照して動作しています。

Fire TV Stickでエンディングが飛んで困っている方は、リモコンで設定を探し回るのをやめて、今すぐPCかスマホの「ブラウザ」からAmazonサイトにログインし、[アカウントと設定] → [プレーヤー]タブで[自動再生]を[オフ]にしてみてください。これで解決するケースがほとんどですよ＾＾

テレビ本体のアプリの場合

最近のスマートテレビ（ソニーのブラビア、パナソニックのビエラ、TVS REGZA、LG、ハイセンスなど）には、最初からPrime Videoアプリがインストールされていますよね。

これらのテレビ本体のアプリで視聴している場合も、Fire TV Stickと基本的には全く同じ考え方です。

テレビのリモコンでPrime Videoアプリ内の「設定」を探しても、おそらく「自動再生をオフ」にするための詳細な設定項目は見つからないことがほとんどです。

これは、テレビ用のアプリが「機能簡素化版」であることが多く、再生に関する細かい設定（自動再生など）は、アカウントの基本設定（＝PCブラウザでの設定）に依存する設計になっているためと考えられます。

テレビのリモコンで設定を探し回るよりも、PCやスマホのブラウザからAmazonのアカウント設定を変更するのが、一番確実で早い解決策でしょう。

PS4 PS5（ゲーム機）の仕様

PlayStation 4 (PS4) や PlayStation 5 (PS5)、あるいはXbox Series X/Sなどのゲーム機でPrime Videoアプリを利用している方もいるかと思います。

これらのゲーム機用アプリも、Fire TVやテレビ本体のアプリと同様です。

アプリの機能は比較的シンプルに作られており、アプリ内で「自動再生」を個別にオン/オフする設定項目はまず見当たりません。（PS5のシステム設定に「ビデオの自動再生」のような項目があるかもしれませんが、それはアマプラアプリとは別物の可能性が高いです）

したがって、PS4やPS5でエンディングが飛んでしまう場合も、対処法はただ一つです。

アマプラでエンディングを飛ばさないようにする設定について総括

アマプラのエンディングを飛ばさないための設定について解説してきました。

重要なポイントは、あの迷惑な現象の正体が「自動再生」という機能であること、そしてそれを「オフ」にするための設定が「PCブラウザ（全体設定）」と「スマホアプリ（個別設定）」の2箇所に分かれている、という点です。

設定しても止まらない！最後の手段

「PCもスマホも両方オフにしたのに、なぜか止まらない！」

万が一、そういう状況に陥ってしまった場合、それはAmazon側のシステムや、デバイスに保存された古い設定情報（キャッシュ）が悪さをしている「既知の不具合」のような状態かもしれません。

その際は、以下のトラブルシューティングを試してみてください。

• アプリの完全終了と再起動：まずは基本ですね。
• デバイスの再起動：スマホやPC、Fire TV Stickを再起動します。
• デバイスの「電源プラグ抜き」：特にFire TV Stickやテレビの場合、リモコンで電源オフ（スリープ）にするだけでは不十分です。壁のコンセントから電源プラグを物理的に抜き、1分ほど待ってから再度差し込む「ハード再起動」が非常に効果的な場合があります。
• アプリのキャッシュクリア：Fire TVやAndroidスマホの設定から、Prime Videoアプリの「キャッシュを消去」を試してみます。
• アプリの再インストール：最終手段として、アプリを一度アンインストールし、再度インストールし直します。

これで、感動的なエンディングや楽しみにしていたCパートを見逃すことなく、アマプラでの視聴体験がより快適になるかと思います！困っていた方はぜひお試しください＾＾

※記事内の情報は2025年11月時点での私自身の調査に基づくものです。Amazonプライム・ビデオの仕様変更（アップデート）により、設定方法やメニューの名称、場所が将来的に変更になる可能性があります。最新の正確な情報については、Amazonの公式ヘルプページ等も併せてご確認くださいますようお願いいたします。

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